chatGPT もう使いましたか?
先日、電気代の分析をするために、各家電ごとの電気使用量を計算しようと思って説明書を取り出しました。
炊飯器の説明書を開くと、「消費電力」という項目と「1時間当たりの消費電力」という項目がありました。
その差10倍。この2つがどのような計算で結びついているのかわかりませんでした。
調べるのめんどくさい・・・
そこで、最近話題のchatGPTで質問してみました。
●Googleでの検索
めんどくさい・・・とはいっても、実は一応検索して調べてみました。
上から順に1ページほど見ていきましたが、電気使用量を計算するときは、1時間当たりの消費電力を使えばいいよ! ということのようです。
おそらく計算はこの数字を使えばよいのでしょう。
でも説明書の「消費電力」と「1時間当たりの消費電力」の項目との違いについては、全然触れていません。
ワードを変えて調べて、読んでを繰り返しましたが、なかなか目的の疑問の解消に結び付きません。
別の家電の記事を読んでいると、定格消費電力にあたるのかな・・・と推測はできたのですが、炊飯器の説明書の「消費電力」とはこれのこと!とストレートに書いてあるものは見つけきれませんでした。
ベースとなる知識があいまいなので、はっきりわからないと不安です。
そこで、いよいよchatGPTです。
●chatGPTとのやりとり
以下chatGPTとのやりとりのコピーです。
まずはストレートに聞きました。
Q:炊飯器の仕様書に書いてある消費電力と1回あたりの炊飯時消費電力はどう違うの?
A:炊飯器の仕様書には、通常、2つの異なる消費電力の数値が含まれています。
1つ目は、炊飯器が稼働している間の消費電力であり、通常は「定格消費電力」と呼ばれます。この数値は、炊飯器が動作している間に使用する電力の最大量を表します。
2つ目は、1回の炊飯時に消費される電力量であり、通常は「1回あたりの消費電力」と呼ばれます。この数値は、炊飯器が1回の炊飯サイクル中に消費する電力の量を表します。
定格消費電力は、炊飯器が長時間連続して使用される場合の消費電力を表します。一方、1回あたりの消費電力は、1回の炊飯サイクル中に消費される電力を表します。両方の数値は、炊飯器の電力使用量に関する異なる観点を表しています。
早速はっきり答えてくれました!!
これがわかれば、定格消費電力について検索していけばいいのですっきりです。
ついでに定格消費電力について質問しました。
Q:定格消費電力について、具体的に教えて。
A:定格消費電力とは、炊飯器が稼働している間の最大消費電力を表します。
つまり、炊飯器が長時間連続して稼働している場合に使用する電力の最大量です。
例えば、炊飯器の仕様書に「定格消費電力:1,000W」と記載されている場合、炊飯器が稼働している間に最大で1,000ワットの電力を消費することができることを示しています。
ただし、この数値は炊飯器が最大電力を消費している場合の数値であり、実際の使用状況によっては、消費電力が異なる場合があります。
定格消費電力は、炊飯器の電力使用量を比較する際に重要な指標となります。
ただし、炊飯器が連続して稼働する場合は、消費電力が高くなるため、省エネルギーを考慮する場合は、炊飯器の消費電力だけでなく、使用頻度や時間帯なども考慮する必要があります。
大体わかりましたが、長時間連続して稼働とありますが、単位時間があるのでしょうか?
Q:定格消費電力は1時間あたりに消費する最大量なの?
A:定格消費電力は、炊飯器が長時間連続して稼働している場合に消費する最大電力量を表しますが、単位時間あたりの消費量を表すものではありません。定格消費電力は、炊飯器が最大電力を消費している場合に消費する電力の最大値を表しています。
例えば、炊飯器の定格消費電力が1,000Wである場合、炊飯器が稼働している間に最大で1,000Wの電力を消費することができます。ただし、炊飯器が1時間稼働する場合の消費電力量は、炊飯器の種類や設定によって異なります。炊飯器の消費電力は、使用状況や時間帯によっても変化するため、実際にはさまざまな消費電力量があります。
とこんな感じで、先生に思い付いたまま質問する感じで答えが返ってきました。
質問に質問をかぶせると、前の質問に沿った回答をしてくれるところも◎です。
・・・すごいです。
上記からは省略しましたが、実は途中でいくつか的外れな質問をしています。
きちんと丁寧に説明してくれます。
納得いくまで質問ができますよ。
ありがとう!!
どういたしまして!何か他にも質問があれば、いつでもお気軽にお聞きください。お力になれるように尽力します。
思わずお礼を返してしまいました。
●使ってみて・・・
今回の例だと、説明書の「消費電力」が何を指すか調べるところで手間取りました。
定格消費電力であることさえわかってしまえば、あとは検索するのは簡単です。
はっきり書いていないところを調べるには、いくつものサイトから情報を集めて、自分で合体させて推理していかないといけません。
chatGPTはストレートにその部分をこたえてくれました。
今のところ2021年までの情報のようなので、リアルタイムではありませんが、今回私が調べた内容レベルならば、Google検索よりも格段に速いですね。
この技術が進んだら、解説系のまとめブログはニーズがなくなりそうですね。
chatGPTは面白いです。
人間と会話しているみたいだし。
いろいろなサービスが出てきているので、仕事や私生活に活用できないかいろいろ試してみようと思います。